右の図は、簡単な風車の構造です。
一般的な発電用のプロペラ形風車ですが、
風を受ける方側にブレードのある、
「アップウインドウ形」の風車です。
尾翼によって、風の方向に向くしくみに
なっています。
ハブはブレードと回転軸を接続する
部分で、ナセルは発電機等を収納して
います。では、ナセルの内部を見て
みましょう。
回転軸から増速歯車を経て、回転を高速に
して発電機に伝達します。ここで風力が
電気に変換されるのです。
増速歯車と回転軸の間にはブレーキが
あり、強風が吹くとブレードの保護の為、
回転を止めたりします。
風車は発電だけでなく、粉挽き・揚水・
撹拌(かくはん)等、様々な目的で使用
されています。